タイピングスキル

皆さんこんばんは!にしにしです。

これから就活を始める学生の皆さんの中には、現場監督や、職人さん、設計士、デザイナーなど、様々な職種の中からどの職種につこうか悩まれている方も多いのでないかと思います。

どんな職種に就職するかはさておき、今回はどんな職種になっても間違いなく役に立つであろう『タイピングスキル』についてお話したいと思います。

※どんな職種といっても「職人さん」は例外かもしれないのであしからず。

現場監督さんって、あんまりパソコン作業をしているイメージがないんだけど?

設計士さんも今はパソコンを使って作図してるのだろうけど、文章を打つことって少ないんじゃないの?

実はそんなことはないんです。

どちらの仕事にも書類系の作業は沢山あるのよ。

そのほとんどがパソコンを使うから、タイピング作業とは切っても切れないのよ。

えぇ~、そうなんだ。パソコン作業って事務員さんがする仕事だと思ってたよ~。

そうなの。苦手だなって思うとなかなかやる気が出ないものよね。

でも大丈夫!今日はなぜタイピングが重要なのかと、タイピングが早くなる練習法について解説するわね。

実際にどんなPC作業があるのか、一例を紹介していきます。

まず現場監督さんの作業の中でPCを使う作業には次のようなものがあります。

日報の作成。作業計画書の作成。会議の議事録作成工程表の作成。質疑書の作成。メールの返信。CADを使った施工図の作成。など図面以外のPC作業の多くはExcelを使った作業が多い傾向にあります。

Excelと言うと関数やマクロを使った計算が...なんて難しく思うかと思いますが、そうではなく、ただ単にExcelで作られた書式が多いというだけで、実際の作業と言えば文章で入力する作業が多かったりします。

次に設計士さんの作業でPCを使った作業は次のようなものがあります。

打合せ議事録の作成。質疑書の作成。各種申請書類の作成。プレゼン資料の作成。CADを使った設計図等の作成。など

設計士さんの場合は、Word、Excelに加えて企業ごとに使っている専用ソフトなど様々なものが加わりますが、いずれにしてもPC作業の割合は現場監督以上に多いのではないでしょうか。

ちなみに、CADと言えばマウス作業がメインだと思っている方が多いのでないでしょうか?

確かにマウスだけでも線は引けますが、キーボードと併用することで作業効率が大幅にUPします。

つまりCADにおいてもタイピングスキルが生きてきます。

仕事を早くこなせて、その分成長が早くなる

皆さん、スーパーでレジに並ぶとき、レジ打ちの早そうなベテラン店員のレジと、まだ研修中で時間のかかっている新人さんのレジがあったらどっちに並びますか?

よほど時間に余裕があって物好きな人でなければ、レジ打ちの早いレジに並びますよね。

要するに、仕事は早くできる人のところに集まってくる傾向にあります。

沢山仕事をこなすと言うことは、その分自分自身のレベルアップにも繋がります。

そうやって仕事を沢山こなせる人には、当然周りからの信頼も集まってきます。

タイピングの早さはまさに、仕事の早さに直結しています。

早く成長し、より多くの信頼を得るための一つの手段にタイピングスキルがあると言えます。

タイピングが早いとCADも早くなる

なぜタイピング速度とCADが繋がるのか

タイピングが早い人の多くは、いちいちキーボードを目視していません。キーの配置を体で覚えているのです。このスキルを『ブラインドタッチ』と言います。

CADにおいて、早く図面を描くためには一つ一つの作業を省略することが秘訣となります。

マウスでアイコンをクリックするには、マウスを一度アイコンまで移動させなければいけません。その移動の時間が無駄になっています。そこで、大抵のCADソフトには『キーボードショートカット』というコマンドがあるので、早く図面を描くためにはキーボードを使います。

そしてこの際も、いちいち視線をキーボードに移しているとそれだけで時間の無駄に繋がります。

ブラインドタッチができる人は、キーの配置が体にしみ込んでいます。いちいちキーボードに視線を移さなくてもショートカットを入力できるのです。するとマウスカーソルから視線を外す必要がないのでより正確に素早く作図ができるという訳です。

タイピングが早くなるとストレスが減って集中力が高まる

皆さん、バスケットボールはやったことありますよね?

部活でされていた人なんかは手元を見なくてもドリブルできるでしょうから、敵の動きを予測して次にどこにパスを出そうか考えることができます。

ですが、初心者だとドリブルすることに必死なので周りの動きに気を配る余裕なんてありませんよね。

これと同様に、タイピングというのもドリブルと同じで手元を見ずにできるようになると、もっと他の大事なことに『脳のリソース』を使うことができます。『リソース』とは『容量』とか『資源』と言う意味です。タイピングが不慣れな内はタイピングに『脳のリソース』を使ってしまうため、『脳のリソース』がすぐにいっぱいになり、頭が回らなくなりストレスが溜まりやすくなります

ストレスが溜まると精神的にも良くないし、集中力も散漫になり仕事もうまく捗りません

タイピングが早くなるには次の2つを意識して取り組むとよいでしょう。

  • ホームポジションを意識する
  • ひたすらタイピング練習をする

キーボードの『F』『J』の位置にぽっちりがあることをご存じでしょうか?

『F』には左手の人差し指を、『J』には右手の人差し指初期位置として構えます

このときこのぽっちりを頼りにすれば目で見なくても配置が分かるのです。

そして、その他のキーにはどの指でタイプするのかルールがあります。これは言葉で説明するより実際に体を使って練習する方が早いでしょう。

Benesseが提供してくれているタイピング練習のサイトに『ホームポジション練習』というプログラムがありますのでこちらで練習するのがよいでしょう。

また、ひたすら練習すべしということですが、これも同サイトに『日本語入力』練習のプログラムがありますので、こちらを使って1回5分のコースを1日に朝・昼・晩と3回行ってください。

まずはそれを1週間続けるとぐんぐんスピードが速くなります。

はじめはキーボードを見ながらでいいので、ホームポジションを意識するとよいでしょう。

慣れてきたらブラインドタッチに挑戦してみてください。気が付けばできるようになるはずです。

私は、最初に就職した会社から内定をもらった際に条件として、入社式までにワープロ検定3級に合格することという宿題を出されました。そのため、入社までにブラインドタッチはできるようになっていました。

ワープロ検定までは受験しなくてもかまいませんので、就職までにブラインドタッチができるようになれば、どんな仕事に就いても必ず役に立つでしょう。

まとめ

・意外と多いタイピング作業

  現場監督も設計士でも、書類作成などにWord、Excelを使っての文章入力が沢山ある。

・タイピングが早いとどんなメリットがあるのか?

  ①仕事を早くこなせて、その分成長が早くなる

  ②タイピングが早いとCADも早くなる

  ③タイピングが早くなるとストレスが減って集中力が高まる

タイピングが早くなる練習法

  ①ホームポジションを意識する <ホームポジション練習

  ②ひたすらタイピング練習する <日本語入力練習

以上、タイピングスキルについて解説しました。

タイピングスキルの重要性は理解できましたか?

わかったよ!タイピングスキルはどんな仕事にも役立つスキルなんだね!

その通り!まだどんな職種に進もうか迷っていても、タイピングは共通のスキルだから早くできるようになっていると有利なのよ。

よーし!そうと分かれば今日から練習開始だー!

ブラインドタッチをマスターして女子からモテモテまちがいなしだ!

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