
こんにちは、にしにしです!
就活で会社を選ぶとき、みなさん「給料」とか「仕事内容」とかに目がいきがちじゃないですか?
でも実は、毎日の生活にめちゃくちゃ影響を与えるのが 「通勤時間」 なんです。
「そんなの気にしてなかった…」って人、意外と多いんじゃないかなと思います。
今回は建設業界の通勤事情や、就活生が気をつけるべきポイントを紹介します!
① 通勤時間は生活の質に直結する
通勤って、毎日の積み重ねですよね。
片道30分なら往復で1時間、片道1時間なら往復2時間。
これを毎日続けると、睡眠時間やプライベートの時間に直結してきます。
- 睡眠時間が削られる
- 朝から疲れて仕事に集中できない
- 帰宅時間が遅くなり、自分の時間が減る
- 車通勤だと交通事故の可能性も高まる
長時間通勤は、仕事だけじゃなくて「生活そのもの」にボディーブローのように効いてきます。
② 職種別の通勤の特徴
建設業界と一口に言っても、職種によって通勤事情はかなり違います。
- 現場監督
→ 現場ごとに勤務地が変わります。
公共交通機関が近くに無い現場では、自家用車での通勤になったり、自宅から直行直帰になることも。
会社によっては通勤以外の移動に自家用車の使用が禁止となり、一度会社に寄って社有車(箱バンや軽トラ)に乗り換えて現場に行くといったルールがある場合もあります。 - 設計職
→ 基本は事務所勤務。
勤務地が固定されることが多いが、勤務地が都会の中心地だとラッシュアワーの洗礼を受けることも。
都会だと電車通勤が多く、地方だと車通勤が多い印象です。 - 施工図屋
→ 基本的に会社勤務ですが、派遣先の現場に常駐するパターンもあります。
ただし社有車は支給されることはほとんどありませんので、現場に直行することになっても、公共交通機関を使ったり、自家用車で通勤することもあります。臨機応変にと言った具合です。
同じ「建設会社勤務」でも、通勤時間のリアルはけっこうバラバラなんです。
ちなみに、建設会社でも大手さんだと、長期の県外出張や、転勤もけっこうあります。ここでは割愛しますが、長期出張や転勤の有無は生活スタイルに大きく関わってきますので重要ポイントになります。
③ 就活生が意識しておくべきチェックポイント
「家から近いかどうか」だけじゃなく、以下も見ておくと安心です。
- 勤務地が固定か、転勤があるか
→職種によって決まることなので、企業の面接時などで聞いてみるとよいでしょう。 - 電車の乗り換え回数(1回なら耐えられるけど3回だと地獄)
→都会で乗り換えを経験したことがある人は分かると思いますが、階段の上り下りや電車の乗り降り、待ち時間の立ちっぱなし、この様に乗り換えには想像以上に耐力を消耗します。できるだけシンプルな経路になるように通勤の路線を計画しておきましょう。 - ラッシュ時間と勤務時間がかぶるか
→世の中の多くの会社の勤務時間は8:00~17:00がほとんどです。中には少しずれている会社もありますが、それでも出社時間と帰社時間はだいたいラッシュが重なります。車通勤なら大渋滞、電車通勤なら満員電車にだいたい巻き込まれます。 - 家賃手当があるか
→アパート代が高くなるから自宅から通勤しよう。と考えているなら住宅手当があるのか一度就活担当者に聞いてみましょう。しっかりした家賃手当があるのなら思い切って近くのアパートに引っ越すのも選択肢の一つにしてもよいと思います。
特に建設業界は「通勤=毎日同じ」と限らないので、会社説明会や面接で確認してみるのもおすすめです。
④ にしにしのこれまでの通勤スタイル
私自身も、いろいろな通勤パターンを経験してきましたので一例をご紹介します。
- 施工図屋時代
一人暮らしアパートから電車で会社勤務、または電車で現場に通勤。会社への通勤時間は片道約15分。現場勤務のときは片道1~2時間。
たまに通勤では到底時間が掛かりすぎる現場もあり、その時は会社で現場近くの○オパレスを借りてもらい半年以上住んでいたこともあります。
また、現場の監督さん数人で一軒家を借りてシェアハウスもしたこともあります。
※決してドラマで見るようなお洒落なものではありません(笑) - 現場監督時代
実家から会社に出勤し、軽トラに乗り換えて現場に行くことが多かったです。比較的会社から近い(30分以内)現場が多かったです。たまに1時間程度かかる現場もありましたが、その時は実家から現場に自家用車で直行していました。
仕事で疲れた状態で運転することもあるので、何度か眠気に襲われることもありました。 - 設計職時代(現在)
基本会社勤務なので自家用車通勤です。片道10分以内。
たまに現場などに直行することもあります。
設計職といえどお客様との打合せや、現地調査、現場監理、行政機関との協議など、外出することは非常に多いです。サンプルやカタログなどを大量に運ぶこともあるので、もはや車が無いと不便です。
家が近くて便利だと思った事の一つに、つい忘れ物をしてもすぐに取りに帰れるというメリットもあります(笑)
以上を踏まえて、私にしにしが導き出す方針をご提案します。
(現場監督のように勤務地が不特定の場合)
→基本は会社から1時間圏内に住み、移動は自家用車がベース。
いくら会社に行く回数が少ないとはいえ、やはり拠点は会社になるので余りにも遠すぎるのは不便です。もし実家から会社まで片道1時間以上かかるのであれば、会社近くのアパートに引っ越すことも視野に入れて検討してもよいでしょう。
現場が不特定である以上、検討する基準は会社までの通勤時間を考えましょう。
(設計職など会社勤務の場合)
→基本的には会社から1時間圏内です。ですが可能な限り通勤時間は短い方が良いです。理想は片道15~30分以内。
電車通勤の場合は通勤時間に読書や音声学習(AudibleやPodcast)を使えば有効活用できるじゃないかという声が聞こえてきそうですが、はっきり言います!通勤時間は短いに越したことは無いです。
車通勤でも電車通勤どちらにしても通勤時間はどうしても体力を消耗しますし、ストレスも溜まります。通勤中に音楽を聴いたり読書をしたり自身の自己投資やリラックスに使えそうな気がしますが、そもそも通勤時間が短ければ体力消費もストレスも小さくて済みます。
体力の消耗やストレスの蓄積は生活の質を下げてしまいます。どれだけ素敵な会社に就職できても生活スタイルに無理があると長続きも難しくなりがちです。仕事内容だけに目を向けるのではなく生活スタイルにも目を向ける事も大切です。
まとめ
- 通勤時間は、給料や仕事内容と同じくらい「生活の質」に影響する
- 建設業界は職種ごとに通勤事情が違うので、事前に把握しておくことが大切
- 通勤時間の目安は1時間以内、近ければ近い方が良い。遠い場合は引っ越しも検討してみる。
就活をするときのチェックポイントとして、会社の説明資料や条件だけじゃなく、「この会社に入ったら毎日どんな通勤になるか?」 もイメージしてみてくださいね!

